動画のネタも、E-E-A-Tが大切

 スマートフォンのおかげで動画が身近なものになりましたが。

Google検索はYoutubeもGoogleと同じ会社なので、E-E-A-Tの考え方は同様です。

 

よく「どんなネタが良いですか?」と聞かれますが この質問も「E-E-A-T」に沿った

「Experience(経験)」

「Expertise(専門性)」

「Authoritativeness(権威性)」

「Trustworthiness(信頼性)」

 

この4つのどれかが入っている、ネタという事になります。

大切な事は「動画だから」、「デジタルだから」という考え方を 捨てることが大切というお話を、普段からしています。

伝え方が変わっても「人に情報を伝える」という事で考えると 伝えなければいけない情報は変わりません。

 

「動画」や「ブログ」、「SNS」などは手段であって 方法が変わるだけで、大切な情報を変えてはいけません。

 

Youtubeの運用で大切なポイント、5つにまとめると

1.ニーズを把握する

2.YouTubeは、独自の情報が価値

3.誰からの情報かも、ポイント

4.良い情報でも、伝え方次第

5.次の行動(経路)を、提示する。

 

この5つは「E-E-A-T」とかなり、リンクしている部分が多くあります。

 

1.ニーズを把握する

当たり前じゃん!って思われるかもしれませんが 意外と出来ていません。

出したい情報ではなく、視聴者が知りたい情報を 発信することが、大切という事です。

 

2.YouTubeは、独自の情報が価値

独自情報というと、難しいかもしれませんが視聴者は専門家・プロとしての意見が知りたい という所に、ニーズがあるという事です。

例えばですが日曜日の夜にやってるテレビ番組で弁護士の資格を持っている数人の方が、同じ案件について違う見解を話している番組が、長年続いております。

普通に考えたら、同じ弁護士という資格を持っている人は同じ答えになるのでは?と思いますがそれぞれ違う見解があり、同じ事件でも「有罪」や「無罪」など 意見が分かれるから、そこに情報の価値があり長年続いている番組だと思います。

 

Youtubeもここが仕事に繋がるポイントです。

プロとしての意見や解釈など、その人やそこの会社がどう考えているかを発信することが、コンテンツとして大切という事です。

3.誰からの情報かも、ポイント

プロ・専門家の話を、直接聞きたいというのもニーズです。

誰かから聞いた話は、その人から聞く必要は無いので自分が求められている情報は何か?を発信することが大切です。

 

4.良い情報でも、伝え方次第

どれだけいい話でも、嫌いな人からの話は耳に入ってきません。

動画=プレゼンテーションと私は考えているので、伝え方も大切です。

 

5.次の行動(経路)を、提示する。

Youtuberさんはよく動画の最後に

・チャンネル登録

・グッドボタン

・コメント 

など、最後にたくさんお願いしている人を良く見ます。

 

ファンの人であればやってくれるかもしれませんが仕事の情報発信でいくつもお願いしたとしても基本やってくれません。

ただ何も提示しないのも、「で、どうすればいいの?」となるので1つだけに絞って、「もし気になったら、別の動画で詳しく説明しているので~」など、1つだけ次の行動を提示するのは大切だと思います。

 

長年ビジネスでのYoutube活用を行ってきて重要なポイントは、まずこの5つとお伝えしておりますが結果的にこの中には

「Experience(経験)」

「Expertise(専門性)」

「Authoritativeness(権威性)」

「Trustworthiness(信頼性)」

 

が入っており、Youtubeの運用でも「E-E-A-T」が大切と実感しております。

 

Youtubeを仕事で運用される場合にも「E-E-A-T」を意識していただきもしよろしければ、5つのポイントも参考にしていただけると幸いです。

 

(ITコーディネータ 酒井 大輔